i-real proとの出会い
- Eiji TSUDA
- 2018年2月27日
- 読了時間: 2分
自動伴奏ツールの試行錯誤は、i-real proというソフトウェアとの出会いをきっかけに始まりました。 これは私のジャズライフにとって革命的な出会いでした。
i-real proは、コード進行とリズムパターン、速さを打ち込んだら、思い通りの伴奏をしてくれるソフトです。 他人の作った伴奏をダウンロードして、それに自分なりの改良を加えて使うこともできます。 ジャズスタンダードが3000曲もまとめてダウンロードで着たりもします。
それまでは、ジャズのアドリブは、一緒に演奏する人が他にいる時にしか練習することができませんでした。 ひとりで練習するとしたら、パターン練習をするか、あるいは頭の中にコード進行を思い浮かべながら吹くか。 でも、どちらにしても、ちっともおもしろくない、いわゆる練習ですから、ほとんどやりませんでした。 つまり、他の人と一緒に演奏するとき以外は、楽器を引っ張り出してくることはなかったのです。
それが、i-real proとの出会いによって、ひとりで嬉々として練習に出かけることになったのです。 しかも練習というよりも、演奏しに出かけるという意識が、出かけるたびに強くなっていきました。
自動伴奏ツールが相棒になることで、コード進行に対してどんな音が使えるか、どんなフレーズが気持ちいいか、誰にも気を遣うことなく試行錯誤できるようになったのです。 コード進行の感覚も、それによってずいぶん磨かれたと思います。
i-real proを使うようになってよかったことがもう一つ。 携帯端末で常にコードブックを持ち歩いているようなものだということです。 誰かの歌に合わせて、さっとピアノかギターで伴奏ができるとか、この曲に格好いいコードを付けて歌ってみようとか、そういうことができるようになりました。 童謡のジャズアレンジも、そこから始まりました。
自動伴奏ツールが相棒になったことによる難点は、アドリブの時の手癖(同じ音の流れが意識していないのにちょくちょく入ること)がはっきりしたことかな。練習不足なだけですが。
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